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ぎっくり腰になった時、自分で出来る対処法



1、コルセット等で腰の負担を軽減する

ぎっくり腰、急になる場合もありますが、
多くは普段からの疲労の蓄積が原因で起こるものです。

また、加齢による筋力の低下等も考えられますので、
病院に行くまでにはコルセットや骨盤ベルト等でしっかりと固定しておきましょう。

さらしなどでもよいですが、一人でやるのは難しいので、
できれば専用のベルトなどを買ってきてもらうなりして使用しましょう。
しっかり腰の部分を圧迫しておくことで痛みが和らぎます。

2、お酒を控えましょう

腰痛に飲酒は関係あるのかな、と思う人もいるでしょうが、
急な腰痛やぎっくり腰は、筋肉が炎症を起こしている状態です。

また、一時的に痛みを感じなくなる人もいるので、
無理をして動いてしまい悪化させることもしばしば。
病院に行くまでは、残念ですが飲酒は控える方が賢明です。

3、長風呂禁止

昨日、ぎっくり腰は温めてはいけない、というお話をしたと思います。
それと同じ原理で、長くお風呂につかるとどうしても腰が温まってしまいます。

そうすると痛みが増しますし、
血行が促進されて筋肉の炎症がひどくなりますので、
病院に行くまではシャワー等でさっと済ませ、
その後には痛む部分を冷やすようにしてください。

2017/10/30

ぎっくり腰になった時、やってはいけない3つの事



1、腰を温める

慢性的な腰痛の際に温熱治療をしたり、
湯治に行ったりするイメージがあるのか、
お風呂などでしっかり温めれば治る、と思っている人がいます。

意外と多いです。

でも、急な腰痛は、腰の筋肉が傷だらけになって炎症を起こしている状態です。
炎症を起こしている部分をさらに温めるということは、
他の部位であれば絶対に行いませんよね?

打撲をしている部分を温めないのと同じで、
急な腰痛の際にはしっかりと冷やしてあげましょう。

よく、温めたらよくなったけど、出て冷えたら痛みが戻った、
なんていうことを聞きますが、それは冷えたからではなく、
温めたから悪化したと考えてください。
急な痛みの際にはとにかくしっかり冷やしてくださいね。

2、もみほぐして治そうとする

慢性的な肩こり等を抱えている人に多いですが、
痛む部分をもみほぐしたり、マッサージ機にかかったりして
何とかしのごうとする人がいます。 これはダメです。

筋肉が炎症を起こしているのに、その部分にさらに強い刺激を加えたら、筋肉はさらに傷ついてしまいます。
一時的にはほぐれたように思えても、
傷をさらに深めるようなことをしてしまっているので、
完治までにかなり時間がかかるようになってしまいます。

ぎっくり腰のような急激な腰痛を感じた場合は、あれこれせず、
冷やしながら安静にすること。

まずはこれに専念しましょう。

3、治すつもりでストレッチなどをする

普段から腰痛になったらストレッチをしている、
という方にいらっしゃるのですが、明らかに痛むのに、
腰を伸ばしたり曲げたりすることで改善しようとすることがあります。

しかし、先に言ったように、腰の筋肉が破損しているのと同じですから、
その部分をさらに痛めつけてしまいます。

ひどい時には動けなくなってしまい、
病院に行くのに人に運ばれなければならなくなってしまいます。
急な痛みを感じたときには、とにかく無理は禁物です。

安静が一番です。

2017/10/29

病院で手術しかないと診断されても諦めないでください。

病院で検査を受けると必ず


何かしらの病名が付きますよね。







「ヘルニアですね」

「神経の通り道が細くなっていますね」

「椎間板がつぶれていますね」

「ほらここの骨が変形しているでしょう」




椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、椎間板変性症、変形性脊椎症、

すべり症、分離症・・・・。




まあいろんな病名があるけれど、かならずしもそれが

あなたの腰痛の原因であるとは限らないことをご存知ですか?




もちろんレントゲンやMRIの検査が悪いわけではありません。

絶対に検査は必要です。




ただ、実は腰痛のない人でも画像検査をすると

椎間板が飛び出していたり、背骨が変形していたり

することが珍しくありません。




ということは、画像検査の結果だけが腰痛の原因だと思ったら

大間違いだという事になります。




だから、あなたはヘルニアですとか、狭窄症です

って言われても大丈夫です。





だから、あなたがもしヘルニアや、狭窄症だけが

腰痛の原因だと思っているなら、今からその考えは捨て去る必要があります。




痛みやしびれの原因が必ずあります。

もしくは、なぜヘルニアや狭窄症になってしまったのか、

原因の根本的な原因をきちんと理解して、生活習慣から改善していく必要もあります。




そうすれば、ほとんどの腰痛や神経痛は改善に向かっていきます。




傷病名=原因ではありません。




諦めるのはまだは早いです。




手術は最後の最後の最後の最後の選択肢にしてください。




手術をしてしまうともう元の状態には戻せなくなります。

2017/10/27

和歌山県新宮市からも腰痛と足の痺れを治しに来ています

腰痛だけでなく、あとからくる足のしびれも気になる…という方は少なくないはずです。



あまり腰痛に詳しくない方にとっては、足のしびれの原因は脳梗塞やホルモン分泌の異常など、

とんでもない病気に繋がっているのではないか!?と心配にもなりますよね。



しかし、そこで焦って救急外来を受診しても、原因究明には至らないかもしれません。



ここでポイントとなるのは、足のしびれは具体的にどの範囲からどの範囲までのことを指しているのか。

まずは自分なりに一度チェックしてみることが重要です。



もしお尻から足のつま先まで広範囲に渡ってのしびれなら、

腰椎が変形したことで足の神経が圧迫しているのかもしれません。

この場合、命にかかわる大病を患っているわけではありませんが、

放っておくと確実に悪化するので早めの治療を心がけることが完治への近道となります。



そもそも足のしびれを伴う原因は4つの症状が大きく関係していると考えられます。



1、腰椎椎間板ヘルニア

2、坐骨神経痛

3、腰部脊柱管狭窄症

4、腰椎すべり症



1、腰椎椎間板ヘルニア

まず椎間板ヘルニアは腰痛を患ったことが無い方にも知られているくらい知名度は高いです。



特徴としては腰痛から始めり、片方の足にしびれが広がり電気が流れるような痛みが走ります。

重症化すると筋肉が麻痺を起こし痛みを感じづらくなるので、

痛みが無くなった=治ったではないことを覚えておきましょう。



2、坐骨神経痛

続いて坐骨神経痛は軽度で治まる場合もあれば、

感覚が麻痺するほど重症化してしまう場合もあります。



しびれる範囲は4つの症状の中でも広く、太ももの後ろ側からふくらはぎ、

そして足の裏まで広範囲となります。



また原因も骨盤が変形していたり、腫瘍があったり、時には前立腺がんからきている

恐れもあるので早めの対策が必要です。



3、腰部脊柱管狭窄症

そして腰部脊柱管狭窄症は常に痛みがあるわけではなく、

歩き続けたり立ち仕事をしているうちに段々症状が現れてくるのが特徴です。

休めば痛みも取れるのであまり気にされない方が多いですが、

放っておけば歩行障害に繋がる場合もあるのでよく観察しておくことが重要となります。





4、腰椎すべり症

最後の腰椎すべり症は名前の通り、腰椎が正常の場所からズレて痛みやしびれを起こします。

ただ腰椎すべり症を患って足にしびれを感じるケースは稀なので、自分では判断しにくいかもしれません。



足のしびれを感じたとしても、実際どの症状が原因なのかを特定するのは自分の身体であっても素人にはとても難しいです。

もし誤った判断をしてしまったら…?



症状は悪化し、最悪違う病気へと発展してしまうケースも考えられます。

まずはプロによる診察を受けることが重要です。

気になる事があれば早めに信頼できる治療院に行くようにしましょう。

2017/10/24

和歌山県那智勝浦町在住の方もデスクワークによる
腰痛を予防する為に来院されてます

「タクシーや長距離トラックの運転手は腰痛を起こしやすい」、こんな噂を聞いたことはありませんか?

座りっぱなしの姿勢は腰に掛かる負担が大きく、結果的に腰痛と悪化してしまうのです。



パソコンが普及してからはデスクワークをする人も増えたので、

男性だけでなく女性にも腰痛を訴える人が急増しています。

腰を痛めてしまうと姿勢をまっすぐにするのが辛くなり歩き姿勢が悪く見えたり、

運動不足の方は更に症状が悪化しやすく腰のまわりの血行が悪くなってしまいがちです。



血行が悪くなると下半身がむくみやすくなり、下半身太りの原因にもなります。



女性にとってはこの悪循環だけは、絶対に避けておきたいところですよね。

しかし下半身太りする恐れがあるから…、という理由でデスクワークの仕事を辞めるわけにもいきません。



でしたら腰痛にならない為にも予防策を知り、日頃から実践することを心がけましょう。

デスクワークを続けるうえでも、腰痛への知識は必須とも言えます。



・デスクワークの方でも腰痛知らずになる為の予防策


1.骨盤を立てるようなイメージで座る
まずデスクワークのような長時間座った姿勢で腰痛を訴える方は、大抵座り姿勢に問題があります。

最初の5分程度は姿勢を正して座るように意識していても、10分20分経てば前かがみになっていたり、

猫背になっていたりする方がほとんどです。



これでは腰に掛かる負担が大きく、腰痛を発症するのも無理はありません。

「背筋を真っすぐしなきゃ!」といよりも、「骨盤を立てて座る」と具体的にイメージすると正しい姿勢を保てるでしょう。


2.腹筋をつける
5分程度、骨盤を立てるのは割と誰でも簡単に出来るものです。しかし、その姿勢をキープし続けるのは意外と難しいもの…。

骨盤を立てる姿勢をキープする為には、腹筋をつけることがポイントとなります。毎日10回~20回でも良いので、腹筋するようにしましょう。



3.合間にストレッチをする
骨盤を立てた姿勢をキープし続けても、長時間座りっぱなしでいるのは要注意です。

だいたい1時間に1回くらいは立ち上がり、身体全体を伸ばすようにしましょう。

両腕を上にあげたり、アキレス腱を伸ばしたり、軽い準備運動のようなイメージで良いので身体をほぐすことで筋肉の緊張が取れます。

また椅子に座りながら腰を軽くひねるといった動作でも効果的なので、仕事中もこまめにするように心がけましょう。



他にも腰痛の予防策はいろいろとありますが、整体に行って具体的にどんなことに気をつければいいのかアドバイスを貰うのもひとつの方法です。

プロに診てもらうことで、その人に合った予防策を伝授してもらえるので最も効果が得られるでしょう。

症状が悪化する前に一度、治療院に行かれてみてはいかがでしょうか?

2017/10/23
楠本整骨針灸院
和歌山県田辺市湊36-7
0739-20-5692