投球障害とは、投げ過ぎや投球フォームの問題により、肩や肘の筋肉・関節に負担がかかることによって痛みを引き起こす問題です。
種目は野球だけでなく、テニス、バレー、バトミントンなど、腕を振るスポーツであれば同じような症状を引き起こします。
一般的な病院や治療院で行われる治療では…
・痛みのある部位周辺のマッサージ
・痛みのある部位(筋や関節)のストレッチ
・痛みのある部位(筋や関節)への電気治療
・痛み止め剤、湿布での消炎
・投球禁止
などが行われます。
しかし、このような治療を続けてもなかなか改善しない方が多いと思います。また、長い間投球を禁止されて休んでいて、痛みが治まったから投球を開始してみると、再び痛みが出てきてしまう。そうやって休んでいるうちにレギュラーの座も奪われてしまいますよね。
では、なぜ治らないか? なぜ、再発してしまうのか?
それは、投球時にどこの部位が痛くても、痛みを引き起こす共通した原因、つまり、痛みの震源地を改善していないからです。この痛みの震源地はどこか?
ズバリ、脇の後ろの筋の こり固まり です
肩の前・上・後ろ、肘の内側・外側のどこが痛くても、投球障害の痛みには、この脇の後ろの筋のこり固まりを改善する AKS治療が欠かせないのです!!
・胸を張った時の肩の前の痛みを治してほしい
・肩の中の方の痛みが気になるからチェックしてほしい
・ボールをリリースした後、肩の後ろ側が痛むのでなんとかしてほしい
・肩甲骨の下のあたりがこすれるような感じがして痛い
・肘の内側の痛みが長く続いているのでなんとかしてほしい
・肘の外側の軟骨が炎症を起こしていると言われた
・投球禁止と言われたが出来る限り早く復帰したいので何とかしてほしい
・2か月も投球を休んで痛みが引いたが、投げ始めたらまた痛くなってきたので治してほしい
・投げ終わった後、上腕や前腕の外側がジンジンする
・ボールを離す瞬間に肘が痛いので診てほしい
病院や治療院ではいろいろな治療法を試されてきたと思いますが、本当に必要な治療はものすごくシンプルです。
楠本整骨針灸院では…
・自身の野球経験と肩関節痛の経験
・20,000症例中の野球肩の治療経験
・五十肩治療のために開発した AKS治療の応用
により、野球肩・野球肘に悩むプレーヤー全てに共通している「痛みの震源地とその改善方法」を発見しました!
それは、脇の後ろの筋のこり固まりとそれに対する AKS治療です。繰り返し行われる投球動作により形成された、この脇の後ろの筋のこり固まりは、上腕骨を前に押し出してしまい、肩関節で上腕骨が上手く回旋するのを邪魔してしまいます。
結果、肩関節の痛みだけでなく、肘、腕、肩甲骨、至る所に痛みを広げてしまいます。とにかく、競技で言うと投球関連、野球、バレーのアタック、テニスのサーブ、などなんであろうと痛みの部位で言うと、肘の内側・外側、肩の前の痛み、肩甲骨の痛みなどどこであろうと、この、脇の後ろの筋のこり固まりを改善しないことには、根本治癒は得られないのです。
でも、安心してください。この筋の検査とその AKS治療はものすごくシンプルですから!
投げ方は、人それぞれですよね。誰一人として誰かと同じ投げ方をする人はいません。それが個性、そして大きな武器となります。
ですが、関節や筋肉にも動きの限界があります。
動きの範囲内での個性は武器になりますが、それ以上の動きを強いるとその武器は長続きせず、怪我に繋がってしまいます。
当院では、各相(5相)に分けてフォームの分析をしていき、1 〜 5相の動きが身体に負担を掛けていないかをチェックしていきます。
・足を挙げたときの身体重心線、脊柱の彎曲をチェック
・上体の力の抜き方
・脱力できるボールの握り方
・お腹から始動する
・軸足のキック力をボールに伝える
・この時、肩甲骨の面に沿って肘を挙げると同時に手首を垂らす
どこから接地するか、左手の壁・胸の開き・上体の粘り右腕の脱力感などなど…
この時、前腕はまだ肘から垂れている
・骨盤を切れ味鋭く回転する
・下半身の回転につられて体幹、上肢の節々が回転していく
・この時ボールは頭の後ろに来る
指先を走らせるためには、回転は加速しつつも ① 〜 ③の軸が必要。
① 踏み込んだ足の伸展
② 肩から上肢の壁
③ 投球肘の伸展
この軸によって指先が一気に走る!!
肩関節(野球・水泳・バレー・テニス・バスケ・ゴルフなど)
・投球時の痛み、スイング・アタック・サーブ時の痛み、水泳中の痛みなど
・野球肩、SLAP症候群、インピンジメント症候群、腱板炎など
肘関節(野球・水泳・バレー・テニス・ゴルフ・卓球など)
・投球時の痛み、スイング・アタック・サーブ時の痛み、水泳中の痛みなど
・野球肘、ゴルフ肘、テニス肘など
手関節・手指(テニス・ゴルフ・野球・ピアノなど)
・スイング、サーブ時の痛み、グリップ時の痛み、演奏時の痛み、手のしびれなど)
・腱鞘炎、つき指、手関節ねんざなど